わたしからあなたへ~学校司書のよろず日記~

日々の事、本の紹介や学校図書館にまつわる事など、よろずの事を綴っています。

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図書室の蔵書修繕の仕方講習会@日版

7月後半からずっと研修が続きます。
今日は「図書室の蔵書修繕の仕方講習会」でした。
以前から受講してみたかった図書館用品キハラの修繕講座。
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年季の入った講師の手さばきは見事でした。
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本体を切り離し表紙に見返しだけが付いた状態にしてとりかかりました。

はずした本体の背部分残っている余分な寒冷紗を製本タワシで取る

本体の背に新しい寒冷紗を貼る(栞があればここで貼る)
(背の長さより天地それぞれ10ミリ短く背幅より左右15ミリずつ広い寒冷紗の繊維側を貼り付ける)

背幅に合わせた花ぎれを天地に貼る

背紙を貼る(背幅に合わせ、長さは本体より天地2ミリずつ短く)

表紙側の背部分に本体の背を付ける

本体背からはみ出た寒冷紗を見返しの内側に潜り込ませるようにして貼り付ける

成形して固定する
(固定具がない場合、山型クリップではさんだり、木片ではさみ重しをする)

ざっくり説明するとこんな感じです。
これまで何度か「図書の修繕講座」を受講していますが、今日のように、
破損していない本を壊してから修繕に取りかかったのは、初めてでした。
(新しい本を壊すのは勇気がいりましたが.....)
おかげで、修繕の仕方と共に、改めて本の構造までじっくり学ぶことができました。
企画してくださった日版さんに感謝!!
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「もったいないばあさん」誕生秘話

「もったいない ばあさん」でお馴染みの真珠まりこさんの「大人のための講演会」に参加しました。

たくさんの作品の創作秘話や真珠さんの絵本に込める思いや願いをうかがうことができました。

現在高校2年生の息子さんが4歳の時、真珠さんに「もったいないって、どういう意味?」と質問してきたそうで、それがきっかけとなって、絵本「もったいない ばあさん」が誕生したそうです。
(最初は紙芝居だったらしい)

幼い息子さんから質問されて「もったいない」の意味をうまく説明できなかった真珠さんは、「もったいない」をわかりやすく説明してくれる絵本を探したそうです。
けれども、見つからなかったので、自らつくる決心をされたということです。

今では知らない人がいないくらいメジャーな絵本ですが、刊行されるまでには大変なご苦労があったようです。

もったいないばあさんのあの顔は当初、今のようではなかったそうです!
印象に残らないような薄~い顔だったらしく、版元から、一度見たら絶対忘れないような顔に描きかえるよう言われて、あんなふうになったそうです!
(ばあさんの半眼は観音様をイメージしているらしい)

写真は最初のもったいないばあさんの顔の画像をスマホで見せている様子です。
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講演の中で、真珠さんによる読み聞かせも数冊していただきました。
穏やかで優しく淡々とした語り口に、うっとり聴き入ってしまいました。

「大切なことを子どもたちにわかりやすく伝えていきたい」という真珠まりこさんの言葉が印象的でした!

真珠まりこさんが読み聞かせてくださった絵本はこちら↓

  
 

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NUMBER SHOT 2015 @海の中道海浜公園

今年の海中フェスにエレファントカシマシが出演しました。
いつも私を励まし、癒してくれるエレカシです。
行かないわけにはいきません!行きましたとも!
日差しに照らされ、風に吹かれ、雨に打たれながらの参戦でした。
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セットリスト
♡「悲しみの果て」
 わたしは最初から涙が.......宮本さんが一生懸命歌ってる姿を観るといつも泣けてきます!

♡「デーデ」
 先生、途中で隣で準備してるどんたくステージまで行っちゃった!
 「人が歌ってんのにうるせえ}と逆ギレしてた!
 向こうは、準備してんのにこっちまでくんな!と思ったに違いない!

♡「今宵の月のように」
  入りの音が違ってやり直し

♡「愛すべき今日」
  新曲初披露!配信音源の優しく包み込まれるような印象と全く違い、
  物凄い迫力だった!
  「250円。買ってください!」と宣伝してた

♡「ズレてる方がいい」
  
♡「俺たちの明日」
  先生また隣のステージに行こうとするも、丹下さんがギターコード引っ張って阻止!
  
♡「ガストロンジャー」
  

宮本さんの地の底から湧き上がってくるような歌声は大空に響き渡り、わたしの身体の細胞ひとつひとつにまで沁みこむようでした。

普段の生活では、公共交通機関なんて使わず、いつも車でdoor-to-doorの生活をしているわたしが、エレカシ観たさに決死の覚悟で参戦しました。
満員電車では酸欠、会場では蒸し暑さと照り返しに意識が飛びそうでした。

この日を迎えるまで、不安でいっぱいでした。
何を準備して行ったらいいのか......
無事に会場までたどり着けるのか......
途中で倒れるんじゃないか......

生まれて初めての真夏の野外フェスだったので、心配でたまりませんでした。
(お年がお年ですから!)

こんな心配をふっ飛ばすようにわたしの背中を押してくれたのが、エレ友さんです!
エレ友さんの細やかなアドバイスと励ましのおかげで、あの時、あの場所で、みんなと一緒に幸せな気持ちを共有できたのだと思います!
感謝の気持ちでいっぱいです!ありがとう!

エレカシの夏フェスはこれからまだまだ続きます。
わたしは参戦できませんが、エレ友のみなさん、体調を整え存分に楽しんでください!

司書部会研修会@角うちできる本屋さん

こちらの地区では61校の高等学校がSLA(学校図書館協議会)に加盟し、活動しています。

地区高校司書部会では、情報交換はもちろん、図書館見学、外部講師を招いての講習会、ワークショップなど様々な研修を行っています。
また、6つの班があり、それぞれが班別研究をしています。司書は必ずどこかの班に所属してグループ研究しなければなりません。
①ブックセレクト班
②図書館業務研究班
③これからの学校図書館班
④展示研究班
⑤朗読班
⑥図書館情報研究班

班別研究は研究テーマについて年単位で研究し、その成果を発表し終えると、次のテーマに取り組むというものです。
(わたしが所属する「図書館情報研究班」では現在「パスファインダー」について研究しています)

今日の司書部会研修会の一部をご紹介します。
●ビブリオバトル普及委員による講和
●ミニビブリオバトル
●「角うち文庫」POPを作ろう!
  角うち文庫とは、今日の司書部会の会場である本屋さんが行っている企画で、
  本をお酒に見立ててPOPを作り、紹介するというものです。
  (この本屋さんは店内に角うちができるカウンターがあるのです!)

 まず店内から本を選び、この↓カードにそって作っていきます。
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わたしが選んだ本はこちら↓
青い生きもの図鑑

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(POPは作成途中)


この本は「黄色い生きもの図鑑」とともに7月16日に出たばかりです。
(来月「赤」と「白」が出る予定です)
帯に「地球上でもっとも美しい青」とあるように、美しすぎるのです!
こんな生きものがいたのか...と、見惚れてしまいます。
生きもの好きにはたまりません!
これが青、黄、赤、白というカテゴリーに分かれた「生きものリーズ」なのですよ!

「青い生きもの図鑑」で、わたしがイメージしたお酒はブルーハワイ!
これしかないでしょ!
美しく甘い口当たりで、この本の虜にされること間違いなし!

このワークショップの最後、見立てたお酒のジャンルごとにプレゼンがありました。
司書の集まりですから、そこは皆さん上手に本をお酒に見立てていました。
出来上がった「角うちPOP」は本と一緒に「角うち文庫」に並べられるそうです!

学校図書館で本を「酒」に見立てることはできませんが、「音楽」や「ファッション」その他いろんなものに見立てて楽しむ読書だったら、学校図書館でもできそうです!

朝から一日長い研修でしたが充実した時間でした。
夏休みに入りましたがわたしに夏休みはありません。生徒の来ぬ間に研修づくしの夏にしたいと思います!
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子どもたちに本を手渡すためのブックトーク

県立図書館ブックトークボランティアを対象にした研修会に参加しました。
講師は公共図書館員として長年子どもの本にかかわってきた杉山きく子さん。
杉山さんは昨年、その集大成として『がんばれ!児童図書館員』を自費出版されました。
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自費出版なので、全国の書店での販売はありません。
購入を希望される方は教文館ナルニア国で店頭購入できます。また、イーショップ教文館でネット販売もされています。

今年1月末に東京子ども図書館を訪れたとき、ちょうど杉山きく子さんとお会いして、『がんばれ!児童図書館員』を購入していたので、再会できるのを楽しみにして参加しました。

研修内容はこちら↓

1.ブックトークとは
   ①フォーマルなブックトーク
     学級や集団に向けた本の紹介
     一つのテーマにそって、数冊の本を順序良く紹介すること
     学習への動機づけや調べ学習に結びつけるために関連の資料を紹介する
   ②インフォーマルなブックトーク
     個人に向けた本の紹介

2.目的
   ・聞き手の子どもに読みたいという気持ちを持たせる
   ・子どもの本選びを具体的に支援する
   ・読む本の質を上げる
   ・本に対する親しみや興味を深める

3.実演までの手順と方法
  ①テーマを決める
   ・自由なテーマ
   ・以来されたテーマ

  ②本を選ぶ 
   ・すすめる価値のある本
   ・紹介者自身がおもしろいと感じ、ぜひ子どもにすすめたいと考える本
   ・対象となる子どもが楽しめる本
   ・読んでみれば魅力のある本だが、見た目は地味で子どもが手に取りにくい本
   ・バラエティに富んだジャンル、内容、難易度の本
   ・おおよその目安として5~7冊
   ・「盛りだくさん」に気をつける
   
  ③シナリオを作る
   ・紹介のポイントをまとめ、プランを立ててシナリオ(原稿)を書く
   ・効果的な紹介の順番を決める(導入・展開・つなぎ・終わり)
   ・つなぎ部分は「次の本は...」ではなく、本の中の言葉を使ってつなげる
   ・定番のテーマを持つ

  ④紹介の手法
   ・具体的な本の内容に触れる
   ・作者や続編の紹介をする
   ・印象深いところは丸ごと読む
   ・導入部や話の展開部分を紹介し、結末を予想する楽しみを残す
   ・イラストや写真を上手に使う
   ・読み聞かせやストーリーテリングなど1冊丸ごと楽しめるプログラムも用意する
 
 ⑤準備と練習
   ・挿絵や図を見せる個所に、付箋などを付ける
   ・声に出してよく練習しシナリオをさらに良いものにする
   ・誰かに聞いてもらい、わかりにくい点などを指摘してもらう
   ・配布用に紹介する本のリストを作る
   ・実施する際の人数、会場などの確認、主催する担当者との連絡をとる

 ⑥本番
   ・人が直接人に語る言葉は力をもっているので、楽しく、自分らしく話す

フォーマルなブックトークは低学年には難しいので、中学年以上に行います。
今回の研修会では、小学3年生と中学1年生を対象にしたフォーマルなブックトークと『キラキラ読書クラブ 子どもの本702冊ガイド』を使ったブックトークを実演してくださいました。


小学3年生対象

テーマ 「はこをあけると」
①『小さいおばけ』


おとうさんの玉手箱 (わくわくどうわかん)

③『へびのクリクター』(読み聞かせ)


④『黒いお姫様 ドイツの昔話』


⑤『キュッパのはくぶつかん』
 
ブックトークに入る前には、実際に箱を用意してテーマを印象づけ、最初の本へと導入。
その箱の中には紹介した本のリストを仕込んでいて、ブックトークの終わりに、中から出して見せてくださいました。




中学1年生対象

テーマ 「わたしの名前は・・・」
①『モギ ちいさな焼きもの師』


②『ナタリーはひみつの作家』


③『わたしのノラネコ研究』


④『影との戦い ゲド戦記1』


⑤『だんなもだんなも大だんなさま』 ストーリーテリング
  (イギリスとアイルランドの昔話より)

読み聞かせやストーリーテリングはブックトークの後半に入れるとよいとのことでした。
(今まで読み聞かせはブックトークの導入に使うことが多かったので、意外でした)
ブックトークが進むにつれ、その先はどうなるのかな?という気持ちが増していくので、後半で丸々お話を語ったり、絵本を読み聞かせてあげると、子どもたちが満足できるということでした。

杉山さんのブックトークは大変楽しく、どの本も読みたいという気持ちを起こさせる素晴らしいものでした。
テーマの決め方、本と本のつなぎ方、挿絵の見せ方、読む箇所、紹介するポイント、間の取り方など、大変参考になりました。

自己満足でなく、子どもたちに本を手渡していけるよう、よく読み、学び続ていきたいと思います。
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Author:象を抱く人
高校図書館で司書をしています。

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